OA研究会では以下の文書を平成13年3月に群馬県公立小中養護学校事務研究会長へ送付しました。 群馬県OA研究会では、昭和63年度より旅費請求事務の簡略化をはかるべく、パソコンによる「旅費請求ソフト」の開発に携わってまいりました。その結果、今や県内の540校中500校以上の学校で使用されるほどになってきております。これは、今年度から県教委が中心となって導入をはかっている「給与入力システム」と同列の規模となり、学校事務職員にとっては職務上必須のソフトと言えるのではないでしょうか。 このように、一任意団体が開発してきた「旅費ソフト」ではありますが、度重なる規則改正等に今後も当OA研究会だけの判断で、関係諸機関との調整を進めていくには、何かと問題があると思います。何らかの理由により使用できなくなった場合の危惧、開発者にかかる多大な負担や今後の対応等々も含め、非常に多くの不安定要素を含んでおります。そのため、群事研においても今後の旅費請求事務の取り扱い、OA機器の利用等について早急に検討していただかなくてはならないものと考えます。 つきましては、下記案件について、当OA研究会との話し合いの機会を至急設けていただきたくお願い申し上げます。 1.旅費ソフトの現状と今後の旅費請求事務について 2.関係諸機関への働きかけについて 3.群事研内にOAに対応できるような組織を持つことについて (平成13年3月12日 群馬県OA研究会長) |